自分たちが大人だった頃は当たり前に出来ていたことも、今の子ども達にはできなくなってきています。
それは、子ども達の体力や運動能力が低下しているからではありません。
環境の変化にあります。
公園は減り、学校では遊具がなくなり、子ども達が元気に身体を動かせる場所が減っているのです。
その結果、子ども達が身体の使い方を身に付けることができなくなってきているのです。
このような状況の中で子ども達の身体を育んでいくにはどうすればいいのでしょうか?
まずやるべきなのは、
子ども達の身体の
「土台作り」
そんな今、子ども達がやるべきことは、筋トレ?スポーツ?とにかく運動?その前に、身体を自由に動かすための土台作りをする必要があります。
身体の土台とは「良い姿勢」と「理にかなった動き(正しい身体の使い方)」
これはすべてのスポーツや遊びに必要な要素です。
そしてこの土台作りを楽しみながら行えるのが、
進化の過程に沿った体幹トレーニング(赤ちゃんの動き)です。
進化の過程に沿った体幹トレーニング(赤ちゃんの動き)は、発育発達の過程に沿って構成されているため、姿勢や理にかなった動き(正しい体の使い方)が自然と身に付いていきます。
環境が変化し身体を育む機会が減っている今、進化の過程に沿った体幹トレーニング(赤ちゃんの動き)で子ども達の未来の可能性を広げていきましょう。
進化の過程に沿った体幹トレーニング(赤ちゃんの動き)は、人として本来もっている体幹の機能・コア(身体の軸)をつくり、身体を整え、姿勢を安定させ、効率よく動かすために必要なことが全て備わっており、スポーツをする上で必要なケガ予防とパフォーマンス向上を実現します。
二足歩行を得るまでの「姿勢」と「動き」がスポーツや運動の全ての動き!
「姿勢」と「動き」が子どものパフォーマンス向上と健康に繋がっている!
何故、今、進化の過程に沿った体幹トレーニング(赤ちゃんの動き)が必要なのか!?
文部科学省では、「子どもの体力の現状と将来への影響」として、子どもの体力・運動能力の低下(2019年は、新体力テストは過去最低を記録)、体を思い通りに動かす能力の低下、健康の阻害、豊かな人間性や自ら学び考える力といった「生きる力」を身につける上での悪影響を及ぼし、創造性、人間性豊かな人材の育成を妨げるとあります。
その他にも、何故、子ども達に運動、スポーツが必要なのかというと
①成長・発達の促進に役立つ
②体力が向上する
③精神的発達が促進する
④疲労からの回復力が向上する
⑤生活習慣病(成人病)のリスクを減少させる
⑥危険からの回避能力を向上させる
➆生涯スポーツの基礎となる
⑧ストレス解消になる
などがあります。
私達は、『子どもと家族の健康を守る健康教育』の考えを念頭におきながら、「ヒトの進化の過程と、人が二足歩行を獲得するまでの基本機能に注目し、「姿勢」と「動き」を軸に考え、「基礎の積み重ね」を大切にしていきます。
そして、子ども達のからだの表情に注目し、運動発達、スポーツのパフォーマンス向上をサポートします。
スポーツの現場において何が重要視されているのか!?
それは、技術練習だと思います。
トレーニングやストレッチの考え方は、弱点を補うという観点から、「腰が痛いのはストレッチが少ないからだ」「飛距離が出ないのは体幹の腹筋と背筋が弱いからだ」「足が遅いのはダッシュが少ないからだ」などの考えから、体幹トレーニングやストレッチで強化を図ることは、必要なことであるが、それだけでは足りないと考えています。
「最近の選手は・・・」スポーツの現場からよく耳にする言葉です。
選手、子ども達の体力低下やケガの多さが目立ち、技術や戦術などは日々世の中に発信され、体格も大きくなっているのに対し、選手、子ども達の体力・メンタルが追い付いていかない。
それどころか様々な環境や生活の変化からくる活動量の低下から一昔前の選手に比べ、明らかに体力の低下を感じている指導者がたくさんいます。
なかなか子ども達の体力低下に気が付いていない保護者も多くいらっしゃるのが現状だと思います。
「練習をしているのになかなか上達しない」「よくケガをしてしまう」「トレーニングをしているのに能力があがらない」「治療しても痛みが再発してしまう」「何が正解で、何をしていいのかわからない」など、保護者と選手から実際に聞いた内容です。
スポーツのパフォーマンス向上やケガ予防には、技術練習や足りないものを補うトレーニングやストレッチだけではなく、私達が重力環境下で身体を上手に動かせるようになった過程に沿って、スポーツ動作に必要な体幹の基礎的な筋力強化や全身の協調性を図りながら、機能的な動きを身につけることです。
①身体をゆるめて整える
②姿勢を安定させる
③良い姿勢で効率よく動かす
をより高いレベルまで引き上げるためのアプローチこそがスポーツ選手に重要なことではないでしょうか!?
進化の過程に沿った動き(赤ちゃんの動き)はまさに、人間が地球上で身体を上手につかえるようになるための筋力を獲得するためのシステムであり、その中にこそスポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮する身体機能を高めるため、ケガ予防する為に必要なこと全てであると考えられます。
PEAスポーツアカデミーは、スポーツ選手の基礎的な身体機能に働きかけ、全てのパフォーマンス向上を図るメソッドであり、生活環境が変化し続けている現代だからこそ重要なアプローチになりうると考えています。
(一社)フィジカルエクスプレッション協会では、選手が試合中、自分自身の不調を誰に頼ることなく、調整できる方法をして、多くの競技者の声を元に、PEA認定HRSシークエンスを作りました。
「試合中、トレーナーやコーチがいない。」
「グリーン上で、身体のブレを感じる時がある」
「好きなツールはあるが、試合中は使用できない」
「このままスタートすると、勝てない。朝と調子が違う」
「前半で不調になり、後半は交代させられる」
「自分で調整する方法はないのか?」
「試合中、監督に頼ると、弱気だと思われる」・・・。
様々な声をいただいてきました。
私自身、ゴルフプレーヤーを多く見させていただいていますので、
「次のホールに向かう途中」で、「誰にも悟られずに」「自分一人で」「調整できる方法」を開発しようと
思いました。
それが、HRSシークエンスです。
歩行をしながら、自分の歪みのタイプに合わせ、呼吸をコントロールするだけで、歪みを調整できる!!
その歪みのタイプと、タイプ別呼吸法をお伝えするのが、PEAスポーツアカデミーになります。
アスリートや世界で活躍する選手も実践するHRSシークエンスを活用しています。
あなたも、自分自身の不調を誰に頼ることなく、調整できる方法を身につけませんか!?
ツールは必要ありません。
生命の最良なツールは「呼吸」です。