子ども達に伝えたい7つのこと


1⃣~基礎の大切さを伝えたい~

スクールは、子どものうちから人の身体の基礎を学びます。

人が生きるための基礎を一つずつ紐解きながら、人体の神秘や生物の歴史を知り、人の身体の基礎を知る楽しさを感じていきます。その結果、自分の身体に興味がもてるようになり、教室での色々な運動やトレーニングで見たり、触ったり、動かしたり、感じながら、姿勢や動き、身体の仕組みなど人の身体の基礎を学んでいきます。使えない数多くの知識や情報ではなく、子ども達が一生涯使っていける基礎を学んでいきます。

日本キッズ体育協会のスクールを通して、基礎を学ぶ楽しさを知り、基礎を身につけると

・自分の身体の観察・体調・調子の変化のコンディショニング

・自分や大切な家族の身体のケア

・自分の体幹や軸、姿勢や動きを鍛えるトレーニングなどが変わり、体育の動き・スポーツのパフォーマンス・姿勢の改善・ケガの予防などに繋がります。


2⃣~小さい頃から体のことを知る楽しさを伝え、一緒に学んでいきたい~

 

小さい頃から身体と触れ合う機会を作り、身体のことを知る楽しさを感じることで身体に興味がもてる環境を作っていきます。

知識を学ぶことで、腕はどういう風についていて、腕はどんな順番で動くのかが分かるようになります。そのため、泳いだり、投げたり、走ったり、打ったりする運動で、どういう風に腕を使っていくのかがイメージできるようになり、上手に腕を使うことができるようになります。

実際に身体を触ったり、動かしたりする中で、例えば、自分の骨盤のタイプが分かり、身体を捻るときに、左右どちらの方が捻りやすいのかが分かります。その結果、色々な動きの時に生かすことができるようになります。

 

キッズ・ジュニア教室では、小さい子どもの頃から身体の基礎を知り、親子や家族、チームみんなで楽しく学べるように一緒に取り組んでいきます。


3⃣~人の個性を認め、一緒に伸ばしていきたい

 

私たちの身体はそれぞれ個性があり、持っているものも違います。同じ身体の使い方でも、それぞれの子どもたちによって、身体の使い方が変わってきます。

「自分の身体はこんな風になっているのかぁ」と知ることで、決まったやり方や使い方ではなく、その子の身体に合わせて、個性を伸ばせるように取り組んでいきます。

また、子ども達は元気に楽しく運動をしながら、日々、様々な経験の中で成長していきます。成長も一直線に成長するのではなく、螺旋を描くように成長していきます。そして、成長スピードも性格もみんな違います。

赤ちゃんのハイハイが早く出来て喜んだり、なかなかハイハイができなくて悩んだり、立つのが早くて逆に心配になったり、立つまでの成長をゆっくりみることができ安心したり・・・

人の成長速度はそれぞれであったとしても、みんな螺旋のように成長していきます。

 

 

子どもの成長を見守り、成長を喜ぶことで、指導者も親も一緒になって喜び、成長することができます。キッズ・ジュニア教室では、子ども達の個性を認め、教室の仲間や親御さんと一緒に伸ばしていきたいと思っています。


4⃣~新しいことに一緒に挑戦していきたい~

新しいことに挑戦していくことで、知らないことを知るきっかけとなります。さらに、自分自身を成長させていくことができ、「自信」がもてるようになります。

人は、オギャーと産まれてから1年間かけて立ち上がり歩きますが、赤ちゃんは1年後に自分が立って歩けるようになることを知りません。赤ちゃんのヒトの進化の過程は、遺伝子プログラムに入っていますが、寝返りをしたり、ハイハイをしたり、お座りをすることは常に初めてのことばかりで、失敗という概念がありません。赤ちゃんは、初めてのことを1年間かけてやってきたら立って歩けるようになっていたのです。

人の基礎は、ヒトの進化の過程です。

赤ちゃんが1年間かけて立って歩けるようになったように、子どもも大人も「新しいことに挑戦していくこと」がヒトの進化の過程に沿った生き方をしているのではないでしょうか!?そして、ヒトの進化の過程のときに大人は、「子どもの成長を見守る」ことをずっとしてきました。

 

日本キッズ体育協会のスクールでは、大人であるコーチが子ども達にやり方を教える教室ではなく、子ども達の成長を親御さんと見守りながら、子ども達同士で助け合い、協力し合い、認め合い、尊重し合いながら、新しいことに挑戦し、共に成長していく教室です。


5⃣~自分で考え・工夫し・行動する力を一緒に育みたい~

私たちは、長く生活してきた中で、「出来た、出来ない」、「点数が取れた、取れなかった」、「競争に勝った、負けた」といった誰かにジャッジされることを多く経験し、その言葉を刷り込まれてきました。それは、大人になり、親や指導者として子ども達と向き合っていくときにも成功や失敗といったジャッジをしてしまいがちです。

では、私たちが成功や失敗などといったジャッジを子ども達にしないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。それは「出来る思考で考え行動することを一緒にやっていくこと!」です。

出来る思考で考え行動することで、失敗という考え方ではなく、「どうしたらできると思うか?」、「どうやったらいいと思うか?」といった考えができるようになります。

 

多くの習い事は「何かができるようになる技術」を身につけることが目的の所が多いですが、日本キッズ体育協会のスクールは、「どうしたらできると思うか?」、「どうやったらいいと思うか?」といった「考え行動する力」を子ども達と親御さんと一緒になって育んでいきたいと考えています。


6⃣~人を受け入れ、認め、尊重することを大切にしていきたい~

赤ちゃんは、オギャーと産まれてから寝返りをし、ハイハイをし、立ち上がるまで、毎日が初体験の繰り返しです。

赤ちゃんは、一年後、立てることを知りません。赤ちゃんに寝返りやハイハイを親が教えることはできません。

親は、教えることができないので、赤ちゃんの成長を見守ります!

親は、成功や失敗のジャッジができないので、赤ちゃんの成長を見守ります!

親は、自身の経験でやれるやれないの判断ができないので、赤ちゃんの成長を見守ります!

この時期は、ジャッジしないので、赤ちゃんの全てを誉めることができますが、2~3才になってくるとだんだん親のジャッジが出てきてしまいます。

 

日本キッズ体育協会のスクールでは、赤ちゃんの産まれてから立ち上がるまでのヒトの進化の過程での親と子の関りに注目し、「人を受け入れ、認め、尊重すること」を大切にしていきます。


7⃣~自分の呼吸を使って姿勢と動きの修正ができるようにセルフコンディショニンングを一緒に身につけたい~

 

子ども達の苦手な動きを観察し、原因を分析することで、動きの修正をしていきます。

例えば、子どもが手と足の動きがバラバラでぎこちないような走り方をしているときに、体育教室や陸上教室では、腕の振り方や足の上げ方などのテクニックを教えますが、日本キッズ体育協会のスクールでは、発育発達の進化の過程の動きに注目し、テクニックではなく、人の身体の基礎となる動きを修正していきます。この場合、例えばハイハイを子どもにやってもらいます。

ハイハイをすることで、体幹を空中で安定させながら手と足をスムーズに動かす再学習ができるようになり、子どもの走るフォームが安定し、スムーズな手と足の動きになったりしていきます。

そして、悪いクセを繰り返さないことで、ケガの予防やパフォーマンスUP、動きの習得が早く正確にできるようになりなります


8⃣~ヒトの進化の過程に沿った運動トレーニングで基礎・土台作りをしたい~

寝返りやハイハイといった赤ちゃん動きを取り入れた運動プログラムで、ヒトの進化の過程に着目し体幹や軸・姿勢や動きを軸に考えた独自のプログラムです。

ヒトの進化の過程に沿った運動は、赤ちゃんが生まれて、泣いたり、ハイハイしたり、立ち上がり歩くまでの動作というのが人の身体の基礎となります。それは、スポーツであっても体操であっても、ヒトの進化の過程に沿った運動をしていくことがスポーツや運動の動きの全てを学ぶことになります。

例えば、親御さんが運動が苦手だとすると運動をさせよう思い、水泳や体操などを始めようと考えたりします。水泳や体操を習うことはとても良いことですが、身体のバランスを考えていくと陸上での動きが必要で、なおかつ人の身体の基礎となるヒトの進化の過程に沿った運動を行っていくことが、とても大切になってきます。

ゴルフのスイングの軸で考えた時、ヒトの進化の過程でみてみると、寝返りの動きだなとみていくことができます。したがって、寝返りまでの動きを身につけていくことで、寝返りの動きが良くなります。そして、ゴルフのスイングの軸も良くなるのでスムーズな動きができるようになっていきます。

 

このように赤ちゃんの動きを繰り返しトレーニングしていくことで、姿勢が改善されたり、動きがスムーズになったりするので、スポーツパフォーマンスやケガの予防に繋がります。


9⃣~色々な動きをバランス良く経験していく運動の基礎学習を一緒にしていきたい~

 

人の身体の基礎は、ヒトの進化の過程に沿った運動となります。人として二足歩行を得るまでの動きがスポーツや運動の動きの全てを学ぶことになり、歩いたり、走ったりすることが人としての基礎となります。

ヒトの進化の過程に沿った運動を繰り返しながら、跳んだりくぐったりといった「移動系動作」、渡ったりまわったりといった「平衡(バランス)系動作」、投げたり引いたりといった「操作系動作」など、色々な動きをバランス良く経験して運動の基礎学習をしていくことが、大切になってきます。

人は遺伝を超えられない!

この言葉だけを聞くとガッカリする方もいるかもしれませんが、ここでいう遺伝は、遺伝子の遺伝ではなく、「認知・感覚・視覚・経験・解釈・心・脳」など、過去の経験で「どのように解釈して、どのようにみていくか、どのように行動していくのか?」ということです。

 

だからこそ、協会のスクールでは、小さい子どものうちから決まったスポーツだけをやるのではなく、色々な動きをバランス良く経験していく運動の基礎学習をしていくのです。さらに、運動の基礎学習の中で利き足や利き腕だけじゃなく両手両足を使っていくことで、運動野を広げ、パフォーマンスアップと将来的なケガの抑制にも力を入れています。